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VOL.14 茨城西南地方広域市町村圏事務組合消防本部の「救助工作車Ⅲ型」をセイバーズがレポート!

2021年

茨城西南地方広域市町村圏事務組合消防本部

セイバーズカタログVol.47に掲載、茨城西南地方広域市町村圏事務組合消防本部の『救助工作車Ⅲ型』をセイバーズがレポート!!

茨城県西南地域の約500㎢を管轄

茨城西南地方広域市町村圏事務組合消防本部は、古河市、下妻市、坂東市、常総市(旧石下町域に限る)、八千代町、五霞町、堺町を管轄としている。利根川水域も管轄下にあるため、水難事故などの救助事案にあたる場合も多い。

 

今回取材をした救助工作車には、資器材を多く積み込むための工夫と、安全に運用するための配慮がなされていた。

救助工作車Ⅲ型
シャーシ 日野レンジャー
全 長 7,860mm
全 幅 2,300mm
全 高 3,200mm
ホイールベース 3,790mm
最小回転半径 約6.50m
車両総重量 11,325kg
乗車定員 5名
総排気量 5,123cc
駆動形式 4×4
ウィンチ 大橋機産5.5t
クレーン タダノ2.9t
照明装置 湘南工作所240W×2灯
配備年月日 令和3年3月
艤装メーカー モリタ
03

▲フロントデザイン

▲バックデザイン

▲ドアデザイン

▲ボストロムシート

座面跳ね上げ式のボストロムシートを採用。

▲ハイルーフ

レッドアーマータイプのハイルーフキャブ。

▲バンパー

張り出しの少ない大橋機産5.5tウィンチ

▲インスタントアンカーの使用も可能。

▲電源はバッテリー式

照明電源はバッテリー式を採用し、庫内の発電装置スペースを省略。

▲積載容量の確保を優先。

▲アドバンスモニター

車体を上から見た図。

▲周囲の状況の確認、および車両ドアの開閉状況を車内で確認できるアドバンスモニター搭載。

お話を伺ったのはこの方
茨城西南地方広域市町村圏事務組合消防本部

消防司令補 渡邉さま(取材当時)
実働部隊となる救助隊が使用しやすい仕様としたとのこと。

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