茨城西南地方広域市町村圏事務組合消防本部
セイバーズカタログVol.47に掲載、茨城西南地方広域市町村圏事務組合消防本部の『救助工作車Ⅲ型』をセイバーズがレポート!!
茨城県西南地域の約500㎢を管轄
茨城西南地方広域市町村圏事務組合消防本部は、古河市、下妻市、坂東市、常総市(旧石下町域に限る)、八千代町、五霞町、堺町を管轄としている。利根川水域も管轄下にあるため、水難事故などの救助事案にあたる場合も多い。
今回取材をした救助工作車には、資器材を多く積み込むための工夫と、安全に運用するための配慮がなされていた。
救助工作車 | Ⅲ型 |
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シャーシ | 日野レンジャー |
全 長 | 7,860mm |
全 幅 | 2,300mm |
全 高 | 3,200mm |
ホイールベース | 3,790mm |
最小回転半径 | 約6.50m |
車両総重量 | 11,325kg |
乗車定員 | 5名 |
総排気量 | 5,123cc |
駆動形式 | 4×4 |
ウィンチ | 大橋機産5.5t |
クレーン | タダノ2.9t |
照明装置 | 湘南工作所240W×2灯 |
配備年月日 | 令和3年3月 |
艤装メーカー | モリタ |
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▲フロントデザイン
▲バックデザイン
▲ドアデザイン
▲ボストロムシート
座面跳ね上げ式のボストロムシートを採用。
▲ハイルーフ
レッドアーマータイプのハイルーフキャブ。
▲バンパー
張り出しの少ない大橋機産5.5tウィンチ
▲インスタントアンカーの使用も可能。
▲電源はバッテリー式
照明電源はバッテリー式を採用し、庫内の発電装置スペースを省略。
▲積載容量の確保を優先。
▲アドバンスモニター
車体を上から見た図。
▲周囲の状況の確認、および車両ドアの開閉状況を車内で確認できるアドバンスモニター搭載。
お話を伺ったのはこの方
茨城西南地方広域市町村圏事務組合消防本部
消防司令補 渡邉さま(取材当時)
実働部隊となる救助隊が使用しやすい仕様としたとのこと。