愛知県防災航空隊
セイバーズカタログVol.46掲載の、愛知県防災航空隊と防災ヘリコプター「わかしゃち」をセイバーズがレポート!!
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阪神・淡路大震災を契機として発足した隊
愛知県は日本列島のほぼ中央に位置し、三重、岐阜、長野、静岡の各県に隣接している。南は太平洋に面し、伊勢湾、三河湾を望む。
手軽に登山を楽しめる山が多いため、山岳救助の活動がメインとなる。また、水難・火災防御の他にも、救急搬送や県外への病院間搬送なども行う。
防災ヘリコプター | わかしゃち |
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分類名 | JA23AR |
型 式 | 412EPI |
エンジン | 双発タービン |
胴体全長 | 17.10m |
全 幅 | 3.07m |
全 高 | 4.66m |
ローター直径 | 14.0m |
機体重量 | 3,207kg |
最大重量 | 5,398kg |
最大速力 | 231km/h |
上昇限度 | 4,974m |
最大航続距離 | 744km |
最大座席数 | 15席 |
最大航続時間 | 4.2時間 |
配備年月日 | 平成29年7月1日 |
艤装メーカー | BELL社 |
▲ベル412EPI
山間部や海などでの活動、県をまたいでの病院間搬送などを行うことも考慮した機体。
▲訓練施設
取材当日は、格納庫内にてホイストオペレーターの訓練を行っていた。愛知県防災航空隊では、実際の機体に合わせた訓練施設を設置。ホイストや開口部、ステップなど実サイズでの訓練を行っている。
▲駐機訓練/実機訓練
この2つに合格してはじめて現場活動がおこなえる。この日もホイストオペレーターに関して、細部まで確認が行われていた。
▲グラスコックピット
計器類が電子画面となり、今欲しい情報が表示される。
▲防振赤外線カメラ
撮影した映像は機内・地上でリアルタイムに確認が可能。赤外線カメラも搭載。
▲バブルウィンドウ
地上の確認がしやすいよう、バブルウィンドウを採用している。
▲アンテナ昇降装置
スキッド下までアンテナを降ろすことで、安定した映像送信を可能にしている。
▲ヘルメットの色分け
上空からでも確認しやすいよう、隊長:黒、R隊員:白、R隊員(救急救命士):赤のように色分けされている。
お話を伺ったのはこの方
愛知県防災航空隊
大竹副隊長
(取材当時)