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VOL.13 防災ヘリコプター「わかしゃち」をセイバーズがレポート!

2021年

愛知県防災航空隊

セイバーズカタログVol.46掲載の、愛知県防災航空隊と防災ヘリコプター「わかしゃち」をセイバーズがレポート!!

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阪神・淡路大震災を契機として発足した隊

愛知県は日本列島のほぼ中央に位置し、三重、岐阜、長野、静岡の各県に隣接している。南は太平洋に面し、伊勢湾、三河湾を望む。

 

手軽に登山を楽しめる山が多いため、山岳救助の活動がメインとなる。また、水難・火災防御の他にも、救急搬送や県外への病院間搬送なども行う。

防災ヘリコプターわかしゃち
分類名 JA23AR
型 式 412EPI
エンジン 双発タービン
胴体全長 17.10m
全 幅 3.07m
全 高 4.66m
ローター直径 14.0m
機体重量 3,207kg
最大重量 5,398kg
最大速力 231km/h
上昇限度 4,974m
最大航続距離 744km
最大座席数 15席
最大航続時間 4.2時間
配備年月日 平成29年7月1日
艤装メーカー BELL社

▲ベル412EPI

山間部や海などでの活動、県をまたいでの病院間搬送などを行うことも考慮した機体。

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▲訓練施設

取材当日は、格納庫内にてホイストオペレーターの訓練を行っていた。愛知県防災航空隊では、実際の機体に合わせた訓練施設を設置。ホイストや開口部、ステップなど実サイズでの訓練を行っている。

▲駐機訓練/実機訓練

この2つに合格してはじめて現場活動がおこなえる。この日もホイストオペレーターに関して、細部まで確認が行われていた。

▲グラスコックピット

計器類が電子画面となり、今欲しい情報が表示される。

▲防振赤外線カメラ

撮影した映像は機内・地上でリアルタイムに確認が可能。赤外線カメラも搭載。

▲バブルウィンドウ

地上の確認がしやすいよう、バブルウィンドウを採用している。

▲アンテナ昇降装置

スキッド下までアンテナを降ろすことで、安定した映像送信を可能にしている。

▲ヘルメットの色分け

上空からでも確認しやすいよう、隊長:黒、R隊員:白、R隊員(救急救命士):赤のように色分けされている。

お話を伺ったのはこの方

 

愛知県防災航空隊

大竹副隊長

(取材当時)

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