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VOL.1 2017年5月に移転開署された長野市消防局中央消防署と、更新導入された救助工作車Ⅲ型をセイバーズが徹底レポート!

取材日:2017年6月

全国はもちろん世界からも観光客の多い名刹「善光寺」の近くに平成29年5月に移転開署された長野市消防局中央消防署。 今回セイバーズでは中央消防署と更新導入された救助工作車Ⅲ型をレポートいたします。
後方クレーンのモーター部を三連はしごの展開と干渉しないように移動させたため、地上からでも降ろすことができる。
シャッターを開けるとすぐに資機材にアクセスできる。大型資機材は取り出しやすさを考慮してベルトによる着脱式。
LED照明装置は外付タイプとし、庫内への支柱の干渉をなくした。
車上ボックスは脱着可能とし、現場状況に応じてボックスごと入れ替える。 写真は地震災害時などに使用する画像探索機などを収納したボックス。 車載クレーンでボックスの積替えを行う。
陽圧換気消火戦術を行うためのブロアーを積載。 ミスト噴霧も可能。
全国的にも珍しい屋内訓練施設を備えた長野市消防局中央消防署
平成29年5月より新たに運用が始まった長野市消防局中央消防署。 全国的にも珍しい屋内訓練場を設けている。雪の多い土地ではあるが、屋内訓練場を設けることにより天候や時間に縛られることなく行えるメリットがある。
3階から5階までを訓練施設として使用。ロープ登はんや降下、渡過の訓練も行えるようになっている。
山肌を想定した訓練施設。高さのある施設を活かしマンホールの救助訓練も行える。また、訓練の様子を見学できるロビーも設置。
取材当日はロープブリッジ救出の訓練を行っていた。10日後に控えた技術大会へ出場するブリ救メンバー。
取材当日はロープブリッジ救出の訓練を行っていた。10日後に控えた技術大会へ出場するブリ救メンバー。

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